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【2025/11/28 23:16 】 |
P7-アーカイブ強襲
「・・・作戦は成功か?」
ヘルストーカーの消滅を見届け終わったあと、カロンブライブは爆撃機に通信を入れる。
『生きていたのか!?』
「私を誰だと思っている?」
『不死鳥、噂通りだな・・・』
「戦場にいる間は、私は死なんさ。」
『回収部隊を向かわせる。本機は警戒を続ける。』
「ファイヤーバード、了解。」
カロンブライブは回収部隊の到着までファイヤーバードの中で待機する。
「もし敵がまた着たら・・・その時は迷わずまた撃ってくれ。」
『冗談はよしてくれ、もうあんな危険なことはやりたくない。』
「ふ、まあそうだろうな。だが私は不死鳥だ、そう簡単には死なん!」
『わかったよ、不死鳥さん。』
爆撃機のパイロットは少し呆れているようだった。

~Fin~
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【2010/11/15 17:35 】 | アーカイブ強襲
P6-アーカイブ強襲
『レイヴン、これより援護攻撃を・・・』
依頼主であるミラージュの爆撃機が援護に到着したようだが、ファイヤーバードの状態を確認して言葉を失ったようだった。
ターゲットのヘルストーカーがすぐ近くにいるのだ。
「・・・どうした?」
カロンブライブは爆撃機のパイロットに応答する。
『レイヴン、すまない。その位置では撃てない!』
「私に構うな、察知される前に撃て!」
『それはできない!』
「何があっても私は死なん!私は不死鳥だ!!」
『だが・・・』
「任務を遂行しろ、何のためにここまできたんだ!」
『・・・了解。恨まないでくれ、レイヴン。』
精密爆撃用のグレネードが爆撃機から発射され、ヘルストーカーに直撃し、爆風でファイヤーバードは吹き飛ばされる。
「爆撃機だと・・・!?」
コープスペッカーが状況を把握し、迎撃体制を整えようとしたときには既に遅かった。
正確な狙いでグレネードが次々と飛来し、瞬く間にヘルストーカーのAPが削り取られる。
「まだ、だ・・・!」
コープスペッカーが最後にそう言ったあと、ヘルストーカーは跡形も残らなかった。
【2010/11/15 17:35 】 | アーカイブ強襲
P5-アーカイブ強襲
「不死鳥とやらもここまでだ、落ちろ!」
ファイヤーバードのAPは残り僅かとなり、機体中から火花が散っている。
それでもファイヤーバードは攻めをやめない。
この光景にコープスペッカーは恐怖を感じた。
(この男は死が怖くないのか?)
そんな気の迷いからだろうか、動きの鈍ったヘルストーカーにファイヤーバードのブレードが直撃する。
「ぐぅ・・・!」
だがファイヤーバードの位置はヘルストーカーの正面。
コープスペッカーが即座に発射したリニアガンが回避できるはずもなく、ファイヤーバードに直撃。
ファイヤーバードは爆炎に包まれ、戦闘機能を停止する。
【2010/11/15 17:35 】 | アーカイブ強襲
P4-アーカイブ強襲
「例え不利であろうとも・・・」
ファイヤーバードに残された貴重な火力であるEOを展開させ、ヘルストーカーを迎え撃つ準備を整える。
ヘルストーカーはレーザーキャノンを撃ち尽くすとパージし、再びOBを起動しファイヤーバードとの距離を詰める。
2機が交差する瞬間、ヘルストーカーのリニアガンがファイヤーバードのライフルを破壊する。
同時にファイヤーバードのEOとブレードがヘルストーカーに命中するが、大した損傷は与えられない。
「私は不死鳥だ!私が死ぬことなど、運命が許さん!!」
カロンブライブは戦場で今まで何度も生死の狭間を経験したが、いずれも生還している。
単に彼の悪運が強いだけなのかもしれないが、それが彼の自信にもつながっていた。
だから彼は今も、恐れることなくヘルストーカーに立ち向かう。
ファイヤーバードのEOに攻撃を全て任せ、リニアガンの回避に集中しながらヘルストーカーへの距離を詰める。
「EOとブレードだけで何ができる?血迷ったか!」
コープスペッカーはカロンブライブに罵声を浴びせるが、通信がつながっていないので通じるはずもない。
【2010/11/15 17:35 】 | アーカイブ強襲
P3-アーカイブ強襲
「手強いな・・・。だが連戦で弱っているはず。」
AC"ヘルストーカー"のパイロット"コープスペッカー"はそうつぶやき、二段分裂多弾頭ミサイルを矢継ぎ早に発射。
空になったミサイルをパージしてヘルストーカーの機動性を向上させつつ、OBをカットして滑空しENを回復させる。
それと同時に長距離砲撃に適したレーザーキャノンでファイヤーバードを狙撃する。
瞬く間に計16発となった多弾頭ミサイルと数発のレーザーが、一気にファイヤーバードに襲い掛かる。
「ぐぁ!!」
想定外の距離からの猛攻撃に対処できず、ファイヤーバードのAPが一気に削られ、武装が破損する。
(状態は?)
非常に危険な状態だからこそ、カロンブライブは冷静に状況を分析する。
ファイヤーバードのAPは約半分、残りの武装はライフルとブレードとEOだけだ。
対してヘルストーカーの武装は武器腕のリニアガンと左肩のレーザーキャノンがあと数発といったところか。
(7発目、8発目・・・)
カロンブライブはレーザーキャノンを回避しながら、撃たれた数をカウントしていく。
どちらも長期戦には適していない状態だが、カロンブライブのほうが圧倒的に不利だ。
【2010/11/15 17:35 】 | アーカイブ強襲
P2-アーカイブ強襲
稀に表示されるレーダーに注意しながら、カロンブライブはファイヤーバードを敵部隊に近づける。
爆雷ミサイルのロックオンマーカーで敵の位置と距離を確認し、射程ぎりぎりまで接近して発射。
即座に発射地点から離れ、次の対象へ向かう。
そして再び射程ぎりぎりで爆雷ミサイルを発射し、移動・・・
単純作業ではあるが、この繰り返しで確実に数を減らしていく。
数機撃破したところで敵部隊に察知され反撃を受けるが、この磁気嵐の中ではなかなか当たるものではない。
磁気嵐が止むころには敵部隊は全滅していた。
「こちらファイヤーバード、敵部隊の全滅を・・・増援か!?」
レーダーに映る、領域外から低空を高速で飛来する機影。
(このスピード、ACのOBか?)
『ランカーAC、ヘルストーカーを確認。』
オペレーターが照会し、カロンブライブに伝える。
【2010/11/15 17:35 】 | アーカイブ強襲
P1-アーカイブ強襲
「こちらファイヤーバード、作戦領域に到達した。これよりミッションを開始する。」
AC"ファイヤーバード"のパイロット"カロンブライブ"はそう通信で報告したが、応答はない。
[メインシステム 戦闘モード、起動します。]
カロンブライブの請けた今回の依頼は、アーカイブエリアに展開している部隊の撃破だ。
このエリア一帯は磁気嵐のせいで、視界もレーダーも当てにならない。
しかしこれは逆に、彼の依頼にとっては好都合でもある。
展開している部隊の大半はMTだが、いくらACでも数で差がつけられれば勝算は低くなる。
だが磁気嵐に身を隠しつつ各個撃破を行えば、安全かつ確実に数を減らせる。
最悪の環境だが、迅速に行動を行えばその分の安全が保証されるのだ。
(ターゲットの数は?)
戦力予測ゲージを表示する。
全部で20機といったところか。
【2010/11/15 17:35 】 | アーカイブ強襲
P5-空挺部隊護衛
解説とか
護衛対象に対して、レイヴン側から文句を言わせてみたかった。
戦闘描写が皆無だけど、会話中もちゃんと隙間から戦ってます。
高高度を高速で移動している輸送機の外に出たら、ACの機動力だと置いてかれる可能性がすごい高いはず。
それなのに輸送機に武装が施されずにAC1機のみで護衛とか、「撃墜して」と誘っているようなもの。
輸送機に磁気嵐の影響が出る可能性もわかっていたはず。
つまりこのミッションを立案したミラージュの人はおバカさんに違いない。
レイヴンは誰でもよかったけど、「カロンブライブがいたから生きのこった」的なジンクスも入れたかったのでカロンブライブ。

所要時間は2時間半くらい。
【2010/11/15 17:30 】 | 空挺部隊護衛
P4-空挺部隊護衛
『輸送機にはそんなものは必要ない、護衛をつければ十分だ!』
「護衛をつければ十分、か。ではこの事態は誰の責任だ?」
『誰の責任だと!?護衛対象を守れなかった貴様の責任に決まっている!』
「そうか、私の責任か・・・」
『わかったならもう1機も撃墜させるな、いいな!』
「ファルコナー4、応答せよ。ファルコナー1と私の通信は聞こえていたな?」
『あ、ああ・・・』
「この状態での護衛は困難だ、例え撃墜されても私の責任ではない!」
『・・・ファルコナー4、了解。』
「ファルコナー1、貴機は私が可能な限り護衛する。それでいいな?」
『・・・磁気嵐群を抜けた。レイヴン、ハッチを開く。』
レーダーがクリアになりハッチも開いたが、もう敵部隊はいなかった。
カロンブライブが全て撃破したのか、磁気嵐群を抜けられたから撤退したのか・・・
とにかく、ファルコナー隊の危機は去ったのだ。
『本機は空輸の後、アーカイブに向かう。ありがとう、レイヴン。』
[作戦目標クリア システム、通常モードに移行します。]
(あとは地上に着くのを待つだけか・・・)
カロンブライブは体を休めるため、ファイヤーバードの中で仮眠をとることにした。

~Fin~
【2010/11/15 17:26 】 | 空挺部隊護衛
P3-空挺部隊護衛
『こちらファルコナー3、領域を離脱し・・・』
視界の片隅で輸送機が炎上しながら墜落していくのが見える。
『操縦不能、脱出・・・!』
間を置かずに再び輸送機が墜落する。この声はファルコナー2のパイロットか?
『レイヴン、何をやっているんだ!』
ファルコナー1からの通信だ。
「何をやってるだと?ふざけるな!」
カロンブライブは思わず声を荒げる。
『こっちは金を払ってるんだ!文句を言ってる余裕があるなら護衛に専念しろ!!』
「護衛に専念しろだと?高高度を高速で移動している輸送機を、全てAC1機で守れとでも言うのか?」
カロンブライブは気持ちを落ち着かせてそう言いながらも、ハッチの間から敵部隊を迎撃していく。
『それが今回の依頼のはずだ、違うか?』
「依頼文には磁気嵐のことも明文化されていた。つまりこの事態は予測できたはずだ。」
『それは・・・』
ファルコナー1の威勢がなくなる。
「それにどうして輸送機に武装が施されていない?」
『これは輸送機だ、戦闘機じゃないんだ・・・』
「誰も戦闘機だとは言ってない。なぜ最低限の自衛が可能な武装を施さなかったのかと聞いている!」
【2010/11/15 17:26 】 | 空挺部隊護衛
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