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解説とか
逆脚パルが存在しない理由の妄想。 タンクパルが完成したのはタンクACであるストレイタスと交戦したからという妄想。 時系列的にはLR本編の数日前辺りの設定。 寝起きに書いたからだいぶ適当。 所要時間は2時間ぐらいか。 PR |
『遅かったか・・・』
フォックスアイは先ほどファントムが撃破した正体不明機の残骸の前に立ち尽くしている。 『これを撃破したのは君か?』 「ああ、そうだ。」 ファントムは交戦を諦め、ジャック・Oの通信に応対する。 『なんということを・・・』 「それはバーテックスの新兵器か?」 現状、新兵器を開発できるのはバーテックスかアライアンスぐらいだ。 『バーテックスもアライアンスも関係ない。』 「じゃあ何だ?」 『すまないが、今それを教えることはできない。』 「どういうことだ?」 『もし知りたければ生き残れ。時が来ればわかるだろう。』 「生き残ってやろうじゃねぇか・・・」 『それと、今後同様の機体に遭遇したら絶対に手を出すな、いいな。』 ジャック・Oはそう言って、フォックスアイを撤退させる。 「へ、金にならんものなど倒す価値もない。」 ファントムはジャック・Oの追撃はせず、自分の拠点へストレイタスを帰還させた。 ~Fin~ |
[敵ACを確認、フォックスアイです。]
「フォックスアイだと?どこだ!」 フォックスアイといえば、現在最も高い賞金が懸けられているレイヴン"ジャック・O"のACだ。 「とんでもない大物だ、ついてるぜ。」 フォックスアイさえ撃破できれば、わざわざこんな無駄足を踏んだことなどどうでもいい。 大金が入るのだ、文句はない。 「どこだ、どこだ!!」 ファントムは落ち着きなくレーダーと視界を交互に見る。 そして白い機体を視界に捉える。 「頂くぜ・・・」 『待て!私に交戦の意思はない。』 ファントムがロックオンしようとしていると、ジャック・Oから通信が入った。 落ち着いた中に威圧感のある声に、ファントムはひるむ。 (サイナス飛行場を話術だけで占領したという噂は本当なのか?) ファントムは攻撃ができなかった。 今なら確実に先制攻撃を仕掛けられるのに、できなかった。 |
「ちっ、今日も収穫なしか・・・」
ファントムはAC"ストレイタス"の中でつぶやいた。 だが最近はいつもこんなことの繰り返しである。 彼が目的としているもの、それはレイヴンに懸けられた懸賞金だ。 1週間も前ならば狩り放題だったのだが・・・ バーテックスとアライアンスの争いと賞金稼ぎを行う個人や集団によって、レイヴンの数は今はもう25人もいない。 だから日に日に無駄足を踏むことも多くなり、最近では獲物にありつけるほうが珍しいくらいだ。 「まあ、なんも損失ねぇだけましか・・・」 ファントムが自分の拠点に帰ろうとしたそのときのことだった。 [高エネルギー反応を確認。識別不能、該当データなし。] ストレイタスの頭部COMのメッセージがコックピット内に響く。 「高エネルギー反応だ?」 レーダーを確認すると、いつの間にかストレイタスに接近する反応が1つある。 「面白いじゃねぇか。誰か知らねぇが、俺を楽しませてくれよ!」 戦闘がなくストレスの溜まっていたファントムは、この突然の来客を歓迎するために身構える。 |
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