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解説とか。
2011年という1がいっぱいある年ということで、このことを一番喜ぶであろう2のランカー"ナンバー1111"のお話でした。 11位を失って再び11位に舞い戻る・・・ 2の進め方によっては実際にそんなことが発生するから、そこに着目してちょこっと思いつきで書きました。 ちなみに"1を追求した機体"は以下のものを想定。 HEAD EHD-ONE-NT CORE ECL-ONE ARMS EAN-1111 LEGS ELB-A1001 BST ZBT-Z1/ARTERE FCS DOX-10S GEN HOY-B1000 RAD RRX-COT-1000 INS INW-DM/R11 EXT BEX-BB210 BACK-R EM-AAT110 BACK-L BRLT-B10000 ARM-R ZWG-HG/111 ARM-L ZLS-T/100 カラーは全部111。 全部で22もの1がパーツ名で実現! 何気に実用機体? 所要時間は1時間くらいか。 PR |
あのレイヴンに負けてから今日で111日目。
元の座に戻ることができず自堕落な生活をしていた私のところに朗報が届いた。 私の1つ順位が上のレイヴン"ストラング"が戦死したという報せだ。 他人の不幸は蜜の味という感覚は今まで全く理解できなかったが、今の私にはそれがよくわかる。 なんといっても、あのレイヴンに奪い去られた元の順位にまた腰を下ろすことができるのだから。 聞いた話によればストラングはあのレイヴンの試験を担当し、あのレイヴンに命を奪われたようだ。 皮肉なものだ。 そういえば今日は、私の誕生日の11月11日だったな。 あのレイヴンが私に勝ってから111日目に私の誕生日である11月11日、その日にあのレイヴンのおかげで私はまた私の指定席であるランク11位に座ることができた・・・ 「あはははは、最高の誕生日プレゼントだ!」 もう、あのレイヴンに負けたことは恨んでいない。 今はあのレイヴンへの感謝の気持ちでいっぱいだ。 アリーナ出場に使っている機体とは別に作成してガレージに大事に仕舞ってある"1を追求した機体"を眺めながら、私は笑みを漏らす。 もう二度とこの座は誰にも渡さない。 奪いにくるものは力ずくでねじ伏せてやろう。 ~Fin~ |
「何故だ、何故だ何故だ何故だ何故だ!」
自室に籠もった私は、ひたすら自分自身に問う。 「何故私がこんな目に遭わなければいけない!」 あれは先日のアリーナでの出来事だった。 最近急速に力を付けた新人レイヴンからの対戦オファーを私は受けた。 アリーナの規定により、対戦オファーの拒否権は原則的にはない。 だから私はその新人レイヴンとの試合に挑んだ。 負けるつもりはなかった。 それは私のランキングが運だけでなく実力で勝ち取ったものだからこその自信の現れだった。 ・・・そのはずだった。 そのはずだったのだ。 それなのに、私は負けた。 私が実力で確保した順位を、あのレイヴンはいとも簡単に私から奪い去ったのだ。 私は元の座に戻るために何度もあのレイヴンに対戦を挑んだ。 だがその甲斐なく、私はあのレイヴンに勝つことはなかった。 それどころか、私が挑むことのできない更なる高みへとあのレイヴンは上り詰めてしまった。 それでも私は元の座に戻ろうと全力を注いだ。 しかし私に勝利の女神は微笑まず、状況は変わらないままだった。 私は絶望に暮れる日々を過ごしていた。 その間にもあのレイヴンは着々と順位を上げ、1位の座についていた。 |
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