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G.ファウストは自室に入って通信機を起動する。
「烏大老か?ファウストだ。」 「ファウスト?何の用だ?」 突然の通信に、烏大老は非常に驚いているようだった。 「少し面倒なことになった、話を聞いてくれ。」 「どうした?」 「この村の近くに武装勢力の拠点があるらしい。」 「ああ、そうだな。バーテックスにもその情報は入っている。」 「アライアンスがその拠点の制圧・接収を近日中に計画しているらしい。」 「それは初耳だ。」 「場所が場所だけにこの村にも飛び火しかねない。」 「そうかもしれん。バーテックスがアライアンスの部隊を押さえるか?」 「バーテックスは関係ないだろう?アライアンスが動き出したら、俺がACを出す。」 「お前がACを!?」 烏大老が声を荒げる。 「それしかないのだ。」 「アライアンスの部隊に手を出す気か?」 「そうなるな。」 「馬鹿が!アライアンスに手を出せば、お前は奴らの標的になるだけだ!!」 「だがお前の孫を守るにはこれしかない!」 PR |
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