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マシンガンを撃ち切るころには彼の機体の右腕部は破損し、武装は左腕のブレードと両肩武装を残すのみとなった。
左腕のブレードが脅威だが、彼の両肩武装の弾数は恐らく少ない。距離を維持できれば問題ないはずだ。 私は左腕のマシンガンをパージして格納のハンドガンに切り替えながら、戦況を分析する。 (勝てる!) そう内心確信したとき、私の機体に強い衝撃が走り、操縦に違和感を感じる。 [脚部破損] 頭部COMが即座に状態を知らせてくる。 (脚部破損だと!?このままでは・・・) 一番まずいところをやられた。 彼はロケットを正確にファシネイターの脚部に撃ち込んだのだろう、機動力を低下させるために。 さすがはこの激動の24時間を生き延びた実力だ。 だが感心している場合ではない。この状況をどう打開するかが問題だ。 私は少しだけ考えたあと、脚部破損の穴埋めにファシネイターの両肩武装とエクステンションをパージし、迎撃に備える。 気休め程度の機動性向上だったが、内装系リミッター解除のおかげで平常時よりはパージの恩恵を享受できる。 PR |