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【2024/05/19 06:44 】 |
P7-ラストジナイーダ
「げふっ・・・!?」
だが長時間の規格外負荷に体か耐えられなくなった私は、吐血してしまった。
吐血を引き金に、頭痛や吐き気がこみ上げてくる。
呼吸が荒く、焦点が定まらない。
とてもACを操作するようなコンディションではない。
「はぁはぁはぁ・・・」
それでも私はおぼつかない手つきでファシネイターの操縦を続けながら、呼吸を整える。
焦点が定まらないまま霞む視界の中に彼のACを捉えると、彼も私と同じく両肩武装をパージしている。
降参の意思表示ではなく、一気に決着をつけるつもりなのだろう。
ブレードのみの状態で一気に距離を詰めてくるのが見えた瞬間、私はハンドレールガンのトリガーを引きながら後退する。
ハンドレールガンが発射される寸前に、彼のブレードによって右腕ごと破壊されるが、ファシネイターの損害はそれだけだった。
「まだだ、まだやれる・・・!」
私は至近距離まで迫った彼の機体に向け、リボルバーハンドガンをゼロ距離から連射しながらさらに後退。
この距離では回避ができるはずもなく、強力な弾丸が彼のACの頭部を弾き飛ばす。
だがそれだけで彼がひるむはずもなく、再び距離を詰めてブレードを振ってくる。
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【2010/11/16 12:54 】 | ラストジナイーダ
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