× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
最下層には目標を達成して立ち尽くす彼の機体がいた。
VRシミュレータの"カスケード・レインジ"とほぼ同じ構成。 見たところ機体損傷はなく、機体の状態は私のファシネイターとほぼ互角か。 いや、内装リミッターを解除してある分、私のほうが有利か・・・ 決着がつくまで、私の体が持つのであれば。 「私たちの存在、それが何を意味するのか、これでわかる気がする・・・」 彼の機体に通信を入れる。返事はない。 「最後に生き残った、その時・・・!」 そう言って私は、彼の機体にハンドレールガンを撃ち込む。 彼はそれを被弾寸前で回避し、戦闘は避けられないとわかったのか、即座に応戦してきた。 私はマイクロミサイルを散布して彼の行動を阻害しつつ、パルスキャノンとマシンガンで一気にAPを削り取る。 同時に彼もマルチミサイルとロケットを併用して私の行動に隙を作らせながら、ハンドレールガンを狙ってくる。 お互いに何度も被弾を繰り返し部位破損が多発するが、機体の瞬間火力では私のほうが上、ダメージレースは私の有利だ。 PR |