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『テスト終了、お疲れ様でした。』
[システム、通常モードに移行します。] 「約束だ、その機体は私に貸せ。」 「ずいぶん非常識な女だな。それが人に物を頼む態度か?」 「お前のレイヴンランクをランク1位まで上げたのは誰だと思う?」 「私のレイヴンランクを?まさか・・・」 「やっと気づいたか。」 「アグラーヤ、か?」 「そうだ。」 「・・・」 ジノーヴィーは何も言えなくなってしまい、そのまま地下へ向かうリフトへデュアルフェイスを載せた。 そしてその日からデュアルフェイスは、ジノーヴィーとアグラーヤの共用機体となった。 アグラーヤは愛機のジオハーツとデュアルフェイスを使い分け、ジノーヴィーのランクを維持しつつクレスト社に貢献し続けた。 ジノーヴィーも個人で依頼をこなしていったが、クレストに不利な依頼は無意識のうちに避けるようになっていった。 PR |
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