× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
アリーナでの試合から1ヶ月程度が経ったある日、ジノーヴィーの元へ1通のメールが届いた。
[Title:(重要)専属契約警告] [From:レイヴンズアーク] [あなたには、クレスト社との専属契約の疑惑があります。] [他クライアントと比べ、クレスト社との依頼受諾数が著しく多いのが原因となっています。] [このような状況が続くのであれば、レイヴンズアークからの追放も検討しなければなりません。] [以降、秩序正しい依頼の選択を期待します。] ジノーヴィーは賭けのことなどすっかり忘れ、依頼をこなしていた。 しかしクレスト社との依頼ばかり請けていた覚えはない。 アークのデータベースへアクセスして自分の依頼受諾履歴を確認すると、受けた覚えのない依頼が山ほど履歴に残っていた。 「どいうことだ、これは!?」 思わず叫びだしたあと、あのときの賭けのことを思い出し、レイヴンランクを確認する。 レイヴンランクは1位になっていた。 2位との圧倒的な差をつけて。 PR |