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そして深夜、烏大老の言ったとおりにアライアンスの部隊が姿を現した。
旧ミラージュ製のハイエンドMT"OWL"3機で構成された強襲部隊だ。 武装は左腕部のロケットに右腕部のライフル。 ECMを展開して高機動を生かして距離を詰めながら加速加算されたロケットを拠点へ撃ち込んでいく。 襲撃に気がついた武装集団も応戦するが、展開されているECMのせいで迎撃もままならず、次々撃破されていく。 OWL部隊は村の建物を盾にしながら侵攻していく。 双方の流れ弾が次々とG.ファウストの住む村に被弾し、やがて村は火の海に包まれる。 「アライアンス、所詮は企業の集まりだな。目的のためには民間人などどうでもいいのか?」 G.ファウストの口から思わず独り言が漏れる。 「企業の犬が、失せろ!!」 G.ファウストはパンツァーメサイアを戦闘モードで起動し、OWL部隊へ向け通信を入れる。 暗視スコープがないので視界は真っ暗だ。 「何だ貴様は?」 「乱入してくるとはとんでもない命知らずだ。」 「これは警告だ。我々の邪魔をするのであれば、抵抗勢力とみなし、排除する。」 OWL部隊の通信を無視し、OWL部隊のほうへパンツァーメサイアを向かわせる。 「警告は無駄だったか。抵抗勢力と認定、排除を開始する。」 「了解。」「了解。」 PR |