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『こちらファルコナー1、確認した。これよりハッチを・・・』
輸送機のハッチが開き出すが、途中で動かなくなった。 『ハッチが開かない!?このままでは・・・』 「磁気嵐の影響か?」 カロンブライブは思わずつぶやく。 『レイヴン、見える範囲でいい!そこから反撃してくれ!』 「了解、だが安全の保証はできないぞ。」 承諾しつつも釘を刺し、迎撃体制を整える。 (輸送機がいるのは遙か上空、襲撃可能な戦力は戦闘機か一部のMTぐらいだろう。) ハッチの隙間から度々通り過ぎる機影を確認すると、敵戦力はカロンブライブの予想通りだ。 戦闘機と飛行MTが数機ずつ。 攻撃が確実に当たるタイミングを読んでEOを射出し、ライフルとの一斉射撃で1機ずつ確実に沈める。 だが磁気嵐でレーダーが使えないため、それだけでは効率が悪い。 こまめに武装を爆雷ミサイルに切り替え、ロックオンマーカーの動きで敵部隊の動きを読む。 そして敵機接近を確認次第、攻撃。 視界が限られている以上、カロンブライブにできるのはこの繰り返しだけだ。 PR |