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「試験合格おめでとう。ここが君のガレージだ。」
無事に試験を突破した私はコーテックスの職員に案内され、ガレージに案内された。 「なにこれ?」 私は思わずそう声を漏らした。 見たことのないパーツが大量についたACが目の前にあるのだ。驚かないわけがない。 「君の機体だ。」 「なんていうかその!聞いてた機体と違うんですが?」 私が聞いていたのは一般的に"初期機体"と呼ばれる安価な機体だ。 「ああ、君は試験の結果が優秀だったからね。特別にこの機体を用意させてもらった。」 このコーテックス職員の笑顔はなんだろう。 「特別な機体なんですか?」 「特別だねぇ。なんといっても、まだ市場に出回ってない試作品満載だから。」 「試作品、ですか・・・」 「君、今市場に出回ってるパーツの知識はあるかな?」 「あ、はい。大体は把握しています。」 私は非公式のACオペレーターなどを経験していたので、ACの知識は一般レイヴン程度はある。 「じゃあこれを見てほしい。」 職員は私に書類の束を渡した。 私は書類に目を通す。 書類には頭部、腕部、脚部、ラジエーターのスペックが表記されていた。 「えっと、これに書いてあるスペックがあの機体のパーツの性能なんですか?」 「そう。明記されていない部位は既存パーツだ。」 私はまた書類に目を落として情報を整理する。 PR |
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