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【2024/05/19 04:50 】 |
P5-世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
「さて、使ってみるかなぁ。」
初期配布のライフルとブレードを機体に装備し、私はACに乗り込む。
「えーと、テストモード、テストモード・・・」
"メインシステム テストモードを起動します"
少し起動に戸惑ったが、テストモードが起動した。
重装備MT2機を相手にしたテストだ。
まだ操作に慣れていないが、とりあえずまずはブースターを吹かしながら飛び上がってみる。
「なにこれ、ふざけてるの?」
操作経験は試験で初期機体を少し使っただけだが、思わず愚痴をこぼしてしまった。
FLEETブースターなので瞬発力はあるのだが、とんでもない勢いでENが減っていき回復もとんでもなく遅い。
というか脚部が稼動状態だと全く回復しない。
機動戦主体の軽量ACにこれは酷だろう・・・
ENを回復させるために機体を休ませているとMTのバズーカが何度も当たった。
防御性能が低いのでAPがすごい勢いで減っていくが、オーバースペックなラジエーターのおかげで熱はあまりたまらない。
動いたり止まったりを繰り返しながらライフルでMTを撃っていく。
"ターゲットの消滅を確認しました システム、通常モードに移行します"
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【2010/11/20 12:54 】 | 世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
「どうかしたかな?」
「私、この機体しか使っちゃいけないんですか?」
「うむ。できればそうしてほしい。」
「・・・」
私は言葉が出なかった。
確かに試作品のモニター役になるのはうれしい。
しかしEN管理などが致命的な一般的に"産廃"と呼ばれかねない機体で過ごせというのだ。
それも初期機体すらまともに扱ったことのない新米レイヴンに。(ただの新米と比べれば知識はあるが)
「この機体を使うことは、私にメリットはあるんでしょうか?」
「うーん、そうだねぇ・・・」
コーテックス職員は少し考え込む。
「この機体を使ってもらえるなら、別途に試作パーツも提供しよう。」
「ほかにも試作パーツがあるんですか?」
「武器が数点だったかな。市場には出回ってない。」
「じゃあこの機体、使います!」
"限定品"などの言葉に弱いのだ、私は。
例えそれがいずれ一般に普及するであろうものであっても。
「よし、じゃああとで追加パーツを送っておくからがんばってくれ。」
「あ、はい!」
職員がいなくなり、ガレージは私一人だけとなった。
【2010/11/20 12:40 】 | 世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
P3-世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
「うーん。」
書類をここまで読んでみて、私は思わず声がでた。
「どうしました?」
「え?いえ、なんでも!」
「気に入ってくれたかな?」
「私なんかがこんな機体を扱っていいかわかりませんが、うれしいです。」
「そうか。何か質問は?」
「えっと、じゃあ数点ほど。」
「なんだい?」
「コアはクレストの軽量OBタイプだと見てわかるんですけど、内装は?」
「ああ、確かにその資料には書いてなかったね。」
職員はそういいながら、私にまた新しい書類を渡してきた。
「それにその機体の構成と使用条件が書いてある。」
私は書類に目を落とす。
ブースターは最高出力最高EN消費の"CBT-FLEET"。
ジェネレーターは初期標準装備で低容量低出力の"CGP-ROV6"。
使用条件は"OPパーツ、FCSと武装のみ換装可。"とある。
「なにこれ・・・」
また思わず声に出してしまった。
試作機のテスト(?)なのだから、ベースの換装を禁止するのはわかる。
でもこのブースターとジェネレーターの組み合わせは・・・
【2010/11/20 12:39 】 | 世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
P2-世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
"CHD-GLITCH"「索敵能力と防御力を兼ねた実験型」頭部。
センサーやレーダーを完備しているのはすばらしい。
だが重量と消費ENに見合わないAPや防御の低さが気になる。

"MAL-303S"「ブレード使用時に安定した放熱率を誇る」軽量腕部。
重量と消費ENのバランスがよくブレード適正が非常に高いのが魅力。
しかし防御性能が致命的に低い・・・

"CLL-EM-070"「積載量を増加した軽量型」軽量脚部。
解説文の通り、中量二脚に迫る積載量を誇るのが特徴。
でも軽量パーツとはいえ防御性能が致命的に低く、旋回性能も低い。

"RIX-CR5000"「高性能だが極端に重い実験型」ラジエーター。
他の追随を許さない冷却性能なのだが、オーバースペックな気もする。
重量と消費ENがひどく、機体構成の足を引っ張る原因になりそうだ。
【2010/11/20 12:38 】 | 世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
P1-世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
「試験合格おめでとう。ここが君のガレージだ。」
無事に試験を突破した私はコーテックスの職員に案内され、ガレージに案内された。
「なにこれ?」
私は思わずそう声を漏らした。
見たことのないパーツが大量についたACが目の前にあるのだ。驚かないわけがない。
「君の機体だ。」
「なんていうかその!聞いてた機体と違うんですが?」
私が聞いていたのは一般的に"初期機体"と呼ばれる安価な機体だ。
「ああ、君は試験の結果が優秀だったからね。特別にこの機体を用意させてもらった。」
このコーテックス職員の笑顔はなんだろう。
「特別な機体なんですか?」
「特別だねぇ。なんといっても、まだ市場に出回ってない試作品満載だから。」
「試作品、ですか・・・」
「君、今市場に出回ってるパーツの知識はあるかな?」
「あ、はい。大体は把握しています。」
私は非公式のACオペレーターなどを経験していたので、ACの知識は一般レイヴン程度はある。
「じゃあこれを見てほしい。」
職員は私に書類の束を渡した。
私は書類に目を通す。
書類には頭部、腕部、脚部、ラジエーターのスペックが表記されていた。
「えっと、これに書いてあるスペックがあの機体のパーツの性能なんですか?」
「そう。明記されていない部位は既存パーツだ。」
私はまた書類に目を落として情報を整理する。
【2010/11/20 12:38 】 | 世界観SLPオリジナル(没シリーズ化)
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