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(ひどい有様だ・・・)
もう村の大半が焼き払われていた。 恐らく焼き払われた場所には生存者はいないだろう。 襲撃部隊は旧クレスト製の汎用重装MTが5機だった。武装は全機バズーカのみ。 1機だけ後期型の白い機体がある。 恐らくあれがリーダー格なのだろう。 「貴様ら、この村に何の用だ?」 白い機体に通信を入れる。 「ACでお出ましか?驚いたな。」 通信が返ってくる。 この声は・・・ 「・・・エドか?」 信じがたいが、そう聞き返した。 「そうさ。俺だよ、レイヴン。」 「そいつらは何だ?」 エドを含めた全機が俺に武器を向けてくるが、動かずにエドに聞く。 「俺が雇った武装勢力さ。あんたのくれてた報酬のおかげで楽に話に乗ってくれたよ。」 「それで何の用だ?場合によっちゃお前でも許さんぞ。」 「何の用かって?」 「あんたを消しに来たのさ。」 「俺を消しに来た?」 「どうせ生きてても何もしないんだろ?」 「だったらさっさと死んじまえよ。」 この間まで依頼を請けさせようとしていた男と同じ人物とは思えない。 PR |