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「レイヴン、いる?」
今度は元オペレーターのシーラが来たようだ。 シーラもこの山村に住み着いている。 わざわざ俺を探し出してまで住みに来たのだ、しつこい女だ。 「何の用だ?」 「もう仕事はしない、何度言えばいい?」 「もっと金が欲しいのか?」 「金ならいくらでもくれてやる、帰れ。」 「そんなこと言わないで、レイヴン・・・」 シーラは悲しげな表情でこっちを見つめている。 「何だ?またお前の操り人形になれってか?」 「俺の意志に関係なく、また誰かを殺せというのか?」 「・・・」 シーラは何も言わない。 「俺が仕事中にレイヴンを殺したとき、お前は嬉しそうにしてたよな?」 「結局、お前は金が欲しかっただけだろ?この守銭奴が。」 「・・・ごめんなさい。」 シーラはそう言って帰っていった。 何をしに来たんだか。 毎日これでまだ懲りないのかね、あの女は。 PR |