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「もう限界だ、耐えられない!!」
その辺に転がっている残骸へ向け、ダイナミックトラップの武装を乱射する。 ブーストもこれまで以上に吹かす。 弾薬費など気にするものか。 「これは誰の責任だよ?なあ、誰の責任なんだよ!!」 通信回線のつながったままのコックピット内で、私は怒鳴り続ける。 「機体の調子が悪いのは私のせいか?なあ、整備班。お前らのせいだろ!?」 「おい、オペレーター!私の通信が聞こえてるなら応答しろ!!」 「なんで誰も応答しないんだよ。寂しいよ・・・」 一通り怒鳴り終わった私は、泣いた。 泣きながらもダイナミックトラップの武装を乱射する。 この発射音、この爆発音・・・ この弾道、この弾の放物線・・・ 私はこれを戦場に求めているのだ。 敵との駆け引きはなくなったが、それでも武装を乱射することで気持ちが落ち着く。 気がつくと、EN切れのアラート音が響いていた。 PR |
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