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【2024/05/19 08:01 】 |
P1-MT護衛
『遅いぞ!俺を死なせる気か!』
私が作戦領域に到着するなり、今回の護衛対象から通信が入る。
四脚ガードメカと交戦している重装MTがそれだ。
「ならもっと早く依頼を出せばいいものを・・・」
あまりに高圧的な態度に、私は思わず愚痴を漏らす。
『何か言ったか?』
「いや、こっちのことだ。援護を開始する。」
[メインシステム 戦闘モード、起動します。]
ファシネイターの戦闘モード起動、ミッション開始だ。
『もたもたするな!』
私はMTの近くにいるガードメカに中型ロケットを撃ち込み、排除する。
[敵増援を確認。]
このMTを追ってきた四脚ガードメカだろう。
姿を見せたところにロケットを撃ち込んで撃破する。
「どうした、行かないのか?」
私は全く動く気配のないMTに問いかける。
『お前が先に行け!』
なんで私はこんな依頼を請けてしまったのだろう?
MTパイロットの指示通りにファシネイターを前に進めながら、私は考える。
私は組織のくだらない争いなどに興味はない。
どちらの組織にも肩入れしたくないから、どちらの勢力でもない武装勢力からのこの依頼を請けたわけだが・・・
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【2010/11/17 19:40 】 | MT護衛
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