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(来たか。)
私の待つファザード前線基地に、1機のACが輸送ヘリから投下された。 私が対戦依頼を出したレイヴンだ。便宜上"彼"としよう。 [メインシステム 戦闘モードを起動します。] 「手間は取らせん。」 ファシネイターの戦闘モードを起動して、彼のACにマシンガンを向けながらそう通信で告げる。 そして彼のACはそれに応えて身構えた、そんな気がしたのだが・・・ 『緊急事態よ。多数の所属不明機がそちらに向かっているわ。』 通信越しに彼のオペレーターの通信が聞こえる。 レーダーの反応のほうにファシネイターを向けると、そこには戦闘ヘリやMT"OSTRICH"で構成された小規模な部隊がいた。 『ジナイーダ・・・貴様にやられた仲間の恨み、忘れたとは言うまい!』 ファシネイターの近くに滞空してきた戦闘ヘリのパイロットからであろう通信が入る。 恐らく私を追っている武装勢力だろう。 「こんな時にか・・・」 別にこの程度の戦力は気にするほどでもないが、それは時と場合による。 今この場で邪魔が入るのは気に入らない。 「勝負は預けるとしよう。」 私は彼にそう告げ、ひとまずこの部隊を迎撃することにした。 彼も妨害が気に食わなかったのか、私と共闘してくれた。 PR |