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だがレイヴンとなった直後、彼女は頭を抱えた。
初期機体の武装に不満があるのだ。 左腕のレーザーブレードは許せるが、それ以外の実弾武器が許せない。 「弾薬費が少なくてお勧めです!」 とか機体説明の時に言われたが、実弾兵器を使うということは資源の無駄遣いをするということ。 だからコーテックス職員が止めるのを振り切って、ライフルとミサイルを売り払った。 緑を踏み潰してしまうであろう脚部も気に入らず、ブースターも一緒に売り払って接地なしの安価なフロート脚部に取り替える。 そして当然EN兵器主体の予定なのでジェネレーターをいいものに交換し、初期ジェネレーターは売却。 そうして出来上がった「エコで自然に優しい」をコンセプトとした少しめちゃくちゃな機体。 さすがにブレードだけというのが危険なのはビルバオも覚悟していたので、まずは低収入の簡単な仕事を繰り返していく。 PR |