忍者ブログ
  • 2025.10
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 2025.12
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

【2025/11/17 16:51 】 |
P7-老兵の回帰
「さて始めるか・・・」
義孫の姿が見えなくなるまで待ったあと、G.ファウストは家の裏の倉庫へ向かった。
義孫には立ち入りだけでなく近寄ることすら禁じている倉庫。
倉庫の中にはG.ファウストの愛機のAC"パンツァーメサイア"と、その予備パーツや弾薬など一通りが雑多に置かれている。
「まさか再びこいつを動かすことになるとはな・・・」
複雑な気持ちのまま埃まみれのパイロットスーツに着替え、パンツァーメサイアに乗り込む。
昔の勘を頼りに計器類を操作し、ACを通常モードで起動する。
パーツの状態を確認すると全て良好だったが、武器までは確認できない。
もうかなりの年月放置してあったものだ、弾があっても火薬が湿気で使い物にならない可能性が十分にある。
だがここで実際に銃器を撃って確認するわけにはいかない。
比較的音のしないブレードのみを稼動テストしてみると、ちゃんとレーザー刃が形成される。
「ブレードがあれば十分だ。」
最低限の戦闘力があるのを確認して安堵したあと、テストモードで操作の感覚を思い出す。
最初は戸惑ったが、繰り返すうちに昔と変わらない操作を行うことができた。
「これならどうにかなるか。」
ACの通常モードを終了させ、降りて普段着に着替えて倉庫の戸締りをしっかりして家に戻る。
PR
【2010/11/20 12:13 】 | 老兵の回帰
<<前ページ | ホーム | 次ページ>>