× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 |
「ふう・・・」
「レイヴン・・・通信が入りました。」 私が一息ついたところで、エマからの通信が入った。 「武装犯の本隊が、隣の区画に集合しているとのことです。全て撃破してください。」 レーダーが更新され、隣の区画の方角に無数の敵影が新たに映る。 私はAPを確認する。あと50%といったところか。 バズーカの弾は30/50。なんとかなるか。 ENが回復しきるのを待って、ゲートを開く。 "セクションゲート開放中 セキュリティ維持のため、ゲートが閉じるまで待機してください" レーダーを見る限りでは本隊といっても大して多くはなさそうだが、今のうちに一度緩んだ気を引き締めなおす。 そしてマップとレーダーを比べて状況分析、戦略プランを立ててみたが、敵戦力が不明では役にも立たないだろう。 数だけでいえば敵はゲートの直線上に3機と左右に3機ずつの計9機だ。 後方のゲートが閉まりきっているのを確認し、ゲートを開放する。 "セクションゲート開放中 セキュリティ維持のため・・・" この放送を今度は最後まで聞く余裕はなかった。 すでに察知されていたらしく、ゲートが開くと同時に複数のロケットが飛んできたのだ。避けれずに被弾する。 回避を意識しながらバズーカで応戦してみるが、距離が離れておりなかなか当たらない。 遠距離からの回避だけでは埒が明かないので、OBで距離を詰める。 「ぐっ・・・!」 初体験の急加速によるGの衝撃で嗚咽が漏れる。 そして信じられない勢いで減っていくENゲージを見て、慌ててOBをカットする。 PR |