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俺は「最後に残ったレイヴンだから」と"ラストレイヴン"と呼ばれた。
パルヴァライザーとインターネサインを破壊し、"ドミナント"とも呼ばれた。 そして賞賛され、各方面から多額の謝礼金が贈られてきた。 しかしこれは結果がそうであっただけで、俺は単に依頼を果たしたのみだ。 こんな称号や金がほしくて依頼を請けていたのではない。 では何のために依頼を請けていたのか? そう問われると、俺は答えることが出来ない。 今まで何も考えずにいたのを実感した。 それと同時に自分が怖くなった。 インターネサインが破壊さえ平和となった世界。 復興が進むにつれ、元企業の集合体であるアライアンスが崩壊、再び企業間の争いが活発化。 レイヴンの仕事はなくならなかった。 最初は嫌々ながらも依頼をこなした。 なるべく敵を殺さないように注意しながら。 しかし俺が依頼をこなすことは、火に油を注ぐようなものだった。 各勢力間でのMT同士の争いだったのが、お互いに対AC戦闘を考慮した、さらに激しい争いになった。 PR |
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